「みずむし」という言葉は江戸時代に登場した?

「みずむし」として登場するのは江戸時代のこと。式亭三馬によって書かれた『浮世風呂』のなかに出ています。当時は糠(ぬか)の油をとって、薬にしていたようです。田んぼ仕事をする季節になると足にポツポツとした水疱ができ、それがかゆく、水の中にいる虫が悪さをしたと思われて「みずむし」という名の由来になったといわれています。