水虫(白癬)の情報サイト
監修/帝京大学
名誉教授 渡辺 晋一 先生
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どうやって治すの??水虫の治療
水虫(みずむし)には通常、塗り薬(外用薬)が用いられます。外用薬には液剤、クリーム剤、軟膏などありますが、あまり効果に違いはありません。症状に合った薬を用いるようにしましょう(詳しくは【よくある質問 01】を参照)。
外用薬は、おふろ上がりに塗るのが効果的です。塗るときは症状の出ている部分だけでなく、指の間から足の裏全体に塗るようにしましょう。また、症状が治まっても、しばらくの間は塗り続けるようにします(最低1ヵ月は塗り続けるようにしましょう)。水虫に似た疾患もあるので、症状が改善しない場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。
爪白癬(つめはくせん)や角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)の場合は、厚い角質層(かくしつそう)や爪の中まで外用薬の成分が浸透しにくいので、皮膚科を受診することをおすすめします。水虫であるかどうかを検査し、症状に応じて、外用薬や飲み薬(内服薬)が処方されます。皮膚科医師の指示にしたがって検査を受け、薬を使用するようにしましょう。
水虫を完治させるポイント